野球選手を見て頑張れる人間でありたい
去年ひいきのチームのヤクルトが優勝した。
試合は現地に一度も見に行けなかった。就職活動にかなりの時間を費やしていたからだ。
それでも新聞やたまにCSなんかで試合を見て、チームの善戦を受けて自分も頑張ろうと思えた。そして頑張ったと思う。正直に自分をほめてあげてもよいと思った成果だった。
今年の野球は、広島やベイスターズの快進撃が目立つ。観客動員数も過去最高らしい。
野球以外にもラグビーやバスケットのプロリーグ、Bリーグが発足した。
スポーツ観戦の裾野が広がるのはいいことだろう、市場が大きくなれば、関連する雇用も増える。選手でなくとも野球でメシが食える人が増える。
一方で言い古されたことだが、スポーツのような娯楽に熱中する人は、自分が頑張れていない人だともいう。金のかからない娯楽でもあるし。
チーム同士の対決や、もっと言えばオリンピックなんてのはモロにナショナリズムを体現しているだろう。
将来確実に日本が貧乏になると言われているけど、僕にまだ実感はない。でも最近のスポーツ関連の盛り上がりを見ると手放しで喜べない自分がいる。
こんなことを言っておきながら、今年の自分は頑張れていない気がしてならない。何はともあれラミちゃんおめでとう。